みなさん、こんにちは!
ライフコーチのTOMです。
さて今回は、「頭の中のゴミ」を吐き出すについて書きたいと思います。
今日お話する元ネタですが、
これは苫米地さんの著書、『「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める! 』となっております。
この本は、数ある苫米地さんの本の中でも個人的には一番勉強になった本でオススメです。
さて、まずは今回の結論です。
頭の中にゴミが溜まっている状態とは?!
具体例
まず、以下の例をご覧ください。
これらに共通して言えるのは、「頭の中にゴミ」が溜まっている状態と言えます。
仕事でミスをしたことを上司にチクチクと嫌味たっぷりに言われた。その日はずっとその言葉を気にして目の前の仕事に集中できなかった。そして、家に帰っても心休まらず、安眠もできない状態が続いている。
在宅中の妻から、「あれをやれ、これをやれ」と言われてイライラしている。溜まった仕事を土日で片付けているのにまったく進まずさらに気分が悪くなってきた。
新卒入社した会社に勤めて10年。コロナ禍の影響で、大きく収入ダウン。上司たちもどんどん出向させられている。これまで会社のためにすべてを犠牲にしてがむしゃらに働いてきたのに、本当にこのままで良いのか漠然とした不安を抱えている。
頭の中にゴミが溜まりまくっていた20代の私
私がまだ社会人なりたてで法人営業をしていた頃のお話を紹介します。
元々、口下手だったためか、なかなか営業で良い成績を取ることができず、デキる同期と比較しては落ち込んだり、先輩や上司からダメ出しをされて落ち込むことが多かったです。
その当時の頭の状態は、まさに「ぐちゃぐちゃ」。
焦りと緊張、自分の不器用さなど色々なマイナス面が頭に受かんでしまい、まともにお客さんと話すことや帰店して上司に報告するなど上手くできた試しがありませんでした。
本当にあの頃は酷かったと思います。
唯一の救いが、趣味の魚釣りでした。
釣りをしている瞬間だけは、自分らしくいられたし、何よりも頭がすっきりとした状態でいることが出来ました。
でも、月曜日になれば、憂鬱な気分に襲われ結局は根本的な解決には至りませんでした。
原因
では、なぜ頭の中にゴミが溜まってしまうのか?
それを苫米地氏は、以下のようにズバリ言い当ててます。
抽象度の低い人は、視点が低いため、例えば今この瞬間の「自分の中のイライラしている自分」
しか見えていません。視界が狭いのです。
そのため、イライラするようなことがあると、感情の頭の先までつかってしまうのです。
つまり、感情に支配されてしまっている状態です。
解決策
では、ここから具体的にどうやって感情に支配されず頭をクリアな状態でキープするかを
お伝えします。
その答えは、ズバリ「抽象度(視点)を上げていくこと」です。
そして、抽象度を上げるために欠かせないことが「ゴールを持つ」ことなのです。
ゴールを持つ
なぜゴールを持つことが大切なのか?
苫米地氏は、ゴールを持つことの意味を次のように述べています。
目的や目標があれば、それに合わせて視点があがります。
つまり、抽象度が上がります。そうすれば、そのゴールの実現にマイナスな
感情に振り回されることはありません。
心底実現したいことがあるときに、ひたすら寝坊をする人はいないはずです。
確かにこれはその通りだと思います。
その人にとってゴールが明確であれば、目の前のつらいことなどむしろ成長の糧として
前向きに捉えることができるのではないでしょうか?
また、逆に「うれしい」「楽しい」「幸せ」というポジティブな感情もそれがゴールとは
無関係であれば、それは必要ないと苫米地氏は断言しています。
これも一流のビジネスパーソン、アスリートであれば納得することではないでしょうか?
何か偉業を達成しようとする際、一つのことを繰り返し、繰り返しするためにはどうしても
ポジティブな感情を求めるだけでは、そうしたことは達成できないからです。
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
私たちは、気づかないうちに自分の感情に支配されてしまうことが多々あります。
感情に支配されないためにも、「ゴールを明確にして」目指すべき方向に向かって
突き進むことが肝要です。
「楽しい」「幸せ」という感情を目的に追い求めるのではなく、あくまでも長期的
目線で達成したいことに向けて日々、行動をとることが大切です。
すこしでもこの記事がお役に立てたのであれば、幸いです。
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